[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
とある雑誌に、モデリングのメイキングが載っていたのだが、
メタセコイアでモデルを仕上げ、
ZBrushでスカルプトする、という工程を組んでいた。
プロがメタセコイア(無料のツール)を使っている事に内心驚きながらも、
モデリングツールの合わせ技を知った。
そういえば、服の皺とかってどうやって作ってるねん?
モンスターの凸凹表現とかも結構簡単に作れるみたいやん。
興味あったし、一度触ってみよう。
今回、ZBrushによく似た無料のツール、「Sculptris」を使って簡単なモデリングをやってみる。
[完成版。ゼニガメ]↓
インストール自体は、公式サイト行ってDLすればすぐ終わる。
起動すると球型のオブジェクトがあらかじめ配置されている。
左にはツールパネル。
カーソルを合わせると、英語で説明が出てくる。
一通り試した。どうやらこれで、掘ったり移動したり、面をなめらかにしたりできるぽい。
ほうほう、なるほど。
操作方法の確認もかねて、
ひとつ「モンスター」でも作ってみよう。
ポケモンの「ゼニガメ」を作ってみた。
例えば、なぞれば「掘れる」機能は、「invert」で、逆転できる(「出っ張らせる」)。
噂通り、かなり直感的な操作ができる。
あと、必要最低限な機能のみ。というのもいい。
マニュアルが無くてもわかるのはうれしい。
こんな感じになった。
普通のモデリングツールでは難しい(というより大変)、凸凹も簡単。
ところで、形が出来たら、色を塗る前に「UV展開」というかなりめんどくさい作業が待っている。
しかし、Sculptrisはそれをしなくて良いようだ。なんと!
「PAINT」機能で、粘土に塗装するように着色できる。
なにこれ楽しい
※なおここで、ゼニガメに「尻尾がない」ことに気付いた。
一度PAINTに移行してしまうと、モデリングには戻せないようだ(/_;)
ざっと着色
ブラシのサイズや強さを変えれば、それなりに細かく塗れるみたい。
以下完成したゼニガメ。
ちなみにここまでの作業時間はざっと二時間。
かなりのスピードで仕上がったのではないでしょうか。
========[感想]==============
・初見のとっつき易さは、過去に使ったモデリングツールより上(※メタセコ他、BlenderやMaya等。個人的な感想です)
使ってみれば「(それぞれの機能が)なんとなくわかる」のが嬉しかった。
・ペンタブあるなら使った方がよさそう
今回、「既に出来上がったキャラの造形を掘り下げたい」という目的でSculptrisを勉強したが、
もし、モデリングもこっちでする場合、ペンタブでぐりぐりやったほうが効率が良さそう。
============================
なお、メタセコイアからSculptrisへはobj形式でインポートする。(逆も)
これで、メタセコイアでモデリングして→Sculptrisでしわや造形を細かくする、という事が出来そう。
ただ、Sculptrisによる着色には、まだ知っておくべき機能があるらしい。